ウェディングケーキの起源・由来とは
-ケーキ入刀とファーストバイトの意味も紹介

ウェディングケーキの起源・由来とは<br/ >-ケーキ入刀とファーストバイトの意味も紹介

披露宴(レセプション)の目玉と言っても過言ではないのが、ウェディングケーキの存在と、ケーキ入刀のセレモニー。最近では様々なタイプのウェディングケーキがあるだけではなく、ケーキ以外のお菓子類が使われることもありますが、段々重ねになったケーキを連想される方も未だに多いはず。しかし、結婚式の定番アイテムのように扱われている理由を御存知でしょうか? ウエディングケーキの起源や歴史、ケーキ入刀などを使った演出の意味についてご紹介していきます。

ウェディングケーキの由来と起源説

1.古代ギリシア・ローマが起源説

現代のウェディングケーキとは全くの別物…というかケーキと呼べるものかも定かではないものの、結婚式に特別な焼き菓子を食べる風習は古代ギリシアもしくはローマにまで遡ることが出来ます。古代ギリシア時代にロードス島では当時非常に高価であった輸入品のスパイスを、繁栄や子宝の象徴だった小麦に混ぜ込んだスパイスケーキのようなものを食べる風習があったと考えられています。

また約1900年前の古代ローマでは麦と塩で作ったビスケットのようなものが結婚式で使われていました。結婚式の間に新郎はこのビスケットの一部を食べ、残りを細かく砕いて花嫁の頭にかける、もしくは花嫁の頭の上で割るという風習があったと伝えられています。現代の私達から見れば嫌がらせなの? 喧嘩したの? という光景ですが、これも麦が繁栄の象徴と考えられていたために夫婦の幸運・将来の繁栄・子宝に恵まれるようにという願いを込めて行われていた風習。このビスケットの欠片には幸運や幸福があると考えられ、儀式の後にはゲストが競い合って奪っていったそうですよ。

また、このビスケットを使ったセレモニーは新郎新婦が祝福されて結婚した証でもあったそうです。結婚式にこうしたセレモニーを行った“祝福された”夫婦から生まれた子どもでないと、高位の職業に就くことは許されなかったのではないかという説もあります。古代ローマでは結婚式の際も法的拘束力を持つ10人の証人の参加が必要でしたから、きちんと手続きを踏んで結婚・出産したという証が社会的信用に結びついていた可能性はありそうですね。

2.中世のイギリスが起源説

各地には古くから結婚式の日に特別な食べ物を食べるという風習は存在していたと考えられていますし、ローマは遠征を行っていたことからローマ文化も広い地域に浸透しています。かなり古い時代から各地で結婚式にビスケットやパンのようなものを食べる風習が存在していたと言えるでしょう。これが中世頃になると各地でバターや卵などを使うようになり、スコーンやパン・パウンドケーキのようなものへと変化していきました。

時代・地域によってそれぞれですが、豊穣・子孫繁栄を願うという意味でナッツが入れられたり、豊穣を意味するぶどう(レーズン)が加えられるなど、結婚式の焼き菓子には幸福を象徴するものを混ぜ込んでいきました。そして時代と共に固く焼き上げたフルーツケーキが結婚式の食べ物として使われるようになっていきます。当時は砂糖が貴重だったので甘いケーキはご馳走であり、新郎新婦の豊かさや幸せを祈るものであり、幸福のシンボルであるとも考えられていたようです。

フルーツケーキイメージ

イギリスでは中世からケーキを積んでいた

イギリス以外でもヨーロッパ各地で結婚式にフルーツケーキやナッツケーキのようなものを食べる習慣はありました。しかしウェディングケーキの起源説としては中世ヨーロッパではなく“中世イギリス”と表記されます。これは中世のイギリスでお菓子を「高く積み上げる」というセレモニーがあったと考えられるため。

中世のイギリスでは“積み上げられたお菓子の山の頂点越しに、お菓子を崩さず新郎新婦がキスできれば幸せになれる”というジンクスが存在していました。お菓子の山は高ければ高いほど幸せが大きいと考えられていたので、結婚式の招待客がビスケットやフルーツケーキなどのお菓子を持ち寄って積み上げていたのだとか。現在ウェディングケーキの上に新郎新婦の人形が載っているのは、この風習の名残という見解もあります。

1580年にはこの積み重ねたケーキ(焼き菓子)について “Great cakes.”と呼ばれていたことが分かっていますから、少なくとも16世紀には焼き菓子を積み上げるという習慣が存在したと考えられます。また1660年代後半にロンドンを訪れたフランス人シェフが、このイギリスのケーキの山をみて衝撃を受けたというエピソードも伝えられています。彼はこの不安定なケーキを安定し洗練された形にしたいと思い、予め固定したケーキを作ることを提案しました。ここからフランスの結婚式で使われる“クロカンブッシュ”にも繋がったと考えられていますし、イギリスではこの提案が受け入れるまでに多少時間がかかったものの現在のウェディングケーキの基礎になったとも言えますね。

18世紀以降、現代の形へ…

18世紀に入るとフランス人シェフの考案が受け入れられ、18世紀後半になるとロンドンの菓子職人ウィリアム・リッチ(William Rich)によって多段のウェディングケーキが考案されます。彼は自分が結婚の申し込みをする時に聖ブライド教会の塔の形に見立てたケーキを作ったと伝えられており、この大きく斬新なケーキがロンドン中で話題になっていきました。

また18世紀にはフルーツケーキに薄く伸ばしたマジパンをかぶせ、アイシングででレースのような装飾を施すケーキが流行した時期でもあります。こうした新しい技術を駆使したケーキが定番となった決定打は、1840年のヴィクトリア女王とアルバート王子の結婚式と考えられています。フルーツケーキの表面に砂糖と卵白を練り合わせたアイシングでバラや唐草模様を描き、三段重ねにしたウェディングケーキを使用したと伝えられています。一番の下の段は披露宴に来てくれたゲストの方に、真ん中の段は当日欠席した人に、上段はこれから生まれてくる子供のためにという意味で三段だとか。

この巨大なウェディングケーキは当時の国民からの評判はあまり良くなかったそうですが、この事は新聞でも大々的に報じられました。多少値下がりがしたとは言え、砂糖を使ったケーキもアイシングも当時は冨の象徴ヴィクトリア女王が着用したことで白いウェディングドレスが脚光を浴びたことから、花嫁衣装ににもビッタリな豪華なケーキは富裕層を中心に人気を集めるようになります。日本で教会式(チャペル式)と言われている結婚式スタイルを広めたのはヴィクトリア女王と言っても過言ではないですね。

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20世紀に入るころにはケーキの価格も安くなり、さらに結婚式のケーキとして白いウェディングケーキが定番化していったようです。ちなみに元々ウェディングケーキが白かったのは当時まだアイシングで多彩な色を表現出来なかったためだという指摘もありますが、ヴィクトリア女王やその影響を受けた人々の結婚式の様子から後世にはウェディングドレスとケーキの色はセットにするというイメージが付いたのだそう。現在でこそ様々なタイプのウェディングケーキが使用されていますが、ぱっと浮かぶイメージとしては白いドレス+白いウェディングケーキという方は日本にも多いのではないでしょうか。

ウェディングケーキに関連する演出

ケーキ入刀(ケーキカット)

ウェディングケーキが登場する披露宴では「夫婦の初めての共同作業」というようなアナウンスとともに、新郎新婦が手を合わせてケーキ入刀の演出を行うのも定番。披露宴でのハイライトシーンとも言えますね。後にご紹介するファーストバイトは行わない方もいますが、切り分けるタイプのケーキが存在する場合は新郎新婦でケーキカットを行うのがほとんどではないでしょうか。

このケーキ入刀の儀式も、起源は古代ローマにまで遡ると考えられています。古代ローマでは“麦と塩で作ったビスケットのようなものを花嫁の頭の上で割る”という風習がありました。これは繁栄の象徴とされていた麦を使うことで夫婦の幸運と繁栄・子宝に恵まれるようにというセレモニーで、割れたビスケットの欠片は幸運アイテムとしてゲストが持ち帰っていました。現在とは全く別物ですが、結婚式のケーキをゲストに振る舞うという演出に通じるものはありますね。

こうした歴史からか、女性の仕事というジェンダー的なものもあってか、古い時代にはケーキカット・分配を行うのは花嫁の仕事とされていました。しかしイギリスでケーキを積み重ねることが考案されたことで、積み重ねても潰れないようにとアイシングでケーキをガチガチに固くするようになります。さらに結婚式・披露宴が大規模になり、ケーキのサイズが大きくなったこともあって花嫁一人でケーキを切るというのが不可能になり、新郎新婦が共同して切り分けるという形に変化したようです。夫婦の共同作業としてケーキカットが行われるようになったのは1900年代になってからとされていますから、ごくごく最近のことなんですね。

現在はケーキ入刀というセレモニーに、古代とは別の意味付けがなされています。ケーキカットの際に下の段から切り離すのは実用性だけではなく、二人の関係性が連続する・長寿を祈る意味があるのだそうです。また新郎の手を“新婦の手の上”に置くと花嫁とその家族を養っていく・世話をするという意味になるという説もありますよ。このあたりは後付けだったり深読みのしすぎのように感じる部分もありますが、二人が一緒にケーキを切ってゲストにおすそ分けする流れは「これからも協力していく夫婦の象徴・ゲストに幸福をおすそ分けする」演出と言えますね。

結婚式のケーキカットイメージ

ファーストバイト

ファーストバイトとはケーキ入刀の後に新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合う演出を指す言葉。直訳すると最初の一口(一噛み)になり、英語でFirst bite書かれていることもあります。しかし英語表現の場合は“the first bite of wedding cake (at a wedding)”のような形が正解で、英語圏の方がファーストバイトという言葉だけきくと「何のこと?!」となるようです。ファーストバイトという言葉だけでウェディングセレモニーの一つを指しちゃうのは和製英語ですね。

ファーストバイトの方法は色々ありますが、一番オーソドックスなのはスプーンかフォークを使って「あーん」とお互いに食べさせ合う方法。公衆の面前でやるのはちょっと照れくさいので、ケーキ入刀よりもやる・やらないが分かれる演出と言えるかもしれません。

ファーストバイトの演出の意味は、日本では
新郎から「あなたを一生養って食べさせていく」
新婦から「あなたのために美味しいご飯を作る」
と紹介されることが多いのではないでしょうか。

しかし調べた限りでは、こうした意味が紹介されているのは日本だけ英語圏のサイトでは“互いを世話していく(養っていく)という約束”の象徴であると、ジェンダー差なく記されていますよ。ファーストバイト自体が歴史のある風習ではないので、ブライダル産業が当時の日本の考え方に合った形の意味付けをして広めたのではないかと思われます。専業主夫予定の新郎さんも、料理をしたくない新婦さんも、気にしないで楽しんで下さい。

昔はケーキを投げつけた?

ファーストバイトもまた、古代ローマから続く“麦と塩で作ったビスケットのようなものを花嫁の頭の上で割る”という風習が起源ではないかと考えられています。この風習は歴史とともに新郎が花嫁にケーキ(パン)をぶつける・新郎新婦が互いにケーキをぶつけ合う形に変化したようです。ビスケットを割るという部分にフォーカスされてしまった感じですね。小麦は繁栄や子宝の象徴とされいましたが、それを砕くという行為が子孫繁栄・子供が沢山できるということに通じると信じられていたのではという説もあります。

こうした風習はアイシングを施したケーキが使われるようになってから衰退しました。表面が固くコーディングされているのでぶつけると洒落にならないこと・高層かつ大型のケーキが主流になり投げられないこともありますが、ケーキが高価になったことや、結婚衣装が汚れるなどの金銭的な問題も大きかった模様。現在は生クリームで表面を覆ったケーキが主流になっていますから、余興のような感覚でお互いの顔にケーキをぶつける演出を行っているカップルも欧米には若干いらっしゃるようですが、褒められた文化ではないという批判が多いみたいですね。

ウェディングケーキの種類について

ウェディングケーキは国によって違う

結婚披露宴で登場するウェディングケーキ。実際には色んなバリエーションが使われていますが、言葉からの連想としては三段(以上)に重ねられたホワイトウェディングケーキを想像する方が多いのではないでしょうか。しかし国によって定番とされているウェデングケーキの形は別だったりします。

イギリスでは3段以上に重ねた円形

日本人の多くがウェディングケーキと言われてパッと思い浮かべる、三段以上に重ねられた大型のケーキはイギリスが発祥。普及したのはヴィクトリア女王の結婚式以降で、ヴィクトリア女王が3段ケーキを使った関係もあり、イギリスでは3段(以上)の積み重ねタイプのものが伝統的な形とされています。

現代は5段くらいのものも珍しくはありませんが、3段にはちゃんと意味があると伝えられています。一段目(一番下の段)はカットして披露宴に参加してくれたゲストの方々に振る舞う用、二段目は披露宴に来られなかった方々にお返しと一緒に配る用です。三段目(一番上の段)は生まれてくる子どものためのもので、新郎新婦は第一子誕生の時まで冷凍庫で凍らせておくそう。最近は一回目の結婚記念日などに食べる方も多いそうですが、すぐには食べずに“取っておく”ものなんですね。

日本に伝わった教会式(西洋式)の結婚式はイギリス文化の影響を色濃く受けています。このため20世紀にはゴージャスなティアード型のウェディングケーキが一般的でした。またイギリスのように食べたり振る舞ったりするのではなく、あくまでもセレモニー用のためイミテーションケーキが使われることも多々ありました。しかし近年は“美味しく食べられる”ことや“配りやすいこと”に重点が置かれつつあり、フレッシュケーキや一段タイプのもの・カップケーキなどを積み上げたタイプのウェディングケーキが使われることも増えています。

カップケーキタワーイメージ

アメリカは1段でスクエア(長方形)

イギリスでは3段以上に重ねたウェディングケーキが定番なのに対して、アメリカでは積まない一段のウェディングケーキが多く使われます。形も円いものよりも長方形のものが多く、カラフルな色を使って絵やメッセージを書き込むのが一般的。さすがアメリカのケーキというような、全体が真っ青・水色などのものもあります。一段の普通のケーキなので、新郎新婦が全て切り分けてゲストに配るというのも定番。屋外・お家を使ってアットホームなパーティーをすることも珍しくないので、取り扱いが難しくない平らなケーキが愛されているのかもしれませんね。

そしてセレブもいっぱいの最先端の国(?)アメリカは、最先端ケーキを次々生み出している国でもあります。2015年頃に日本でも話題になった、全面をクリームでコーティングしない“ネイキッドケーキ(Naked cake)”もアメリカが発祥とされています。そのほか飴細工を駆使して水晶・宝石のような装飾を施した“ジオード・ケーキ(Geode Cake)”も話題になりましたね。アメリカ人の大好物ドーナッツを使ったドーナッツタワーや、ボードにドーナッツを飾り付けるように引っ掛けたドーナツウォールなどもあります。

フランスはクロカンブッシュ

イギリス式やアメリカ式のウェディングケーキは日本人の想像する“ケーキ”に近いものですが、フランス式では“クロカンブッシュ”が結婚式のケーキを代表する存在となっています。クロカンブッシュはシュークリームを砂糖・飴で貼り付けながら円錐形に積み上げたお菓子で、ケーキ入刀をする以外に木槌で叩いて割るという演出もあります。カチカチに飴でコーティングされたものは切れないですもんね。

シュークリームにカラフルなアイシングしたタイプや、間にマカロンの列を挟んだもの、シューとシュー間にお花を挟んだもののなどもあり、デザインの豊富さもクロカンブッシュの魅力。また欧米では「赤ちゃんはキャベツ畑から生まれてくる」という御伽話しがあります。シュークリームのシューはキャベツを表しており、赤ちゃんに恵まれますようにという子孫繁栄の願いも込められているそうです。

最近のウェディングケーキは多様化

日本では戦後になってウェディングドレスなどと同じく、イギリス式のウェディングケーキが普及しました。高度経済成長期やバブル期など景気が良い時代には芸能人などがどデカく高価なウェディングケーキを用意したこともあり、ウェディングケーキは高く大きくという傾向になります。なので昔は「高ければ高いほど豪華(高級)」という認識で、塔のように大きなイミテーションケーキを設置するのが主流でした。年代によっては新郎新婦の身長よりも遥かに大きなウェディングケーキの記憶がある方もいらっしゃるはず。

さらに昔はケーキ入刀の演出のためのイミテーションケーキと、ゲストに配るケーキが別に用意されているという事も珍しくありませんでした。しかし近年はすべて食べられるフレッシュケーキを使う方が主流。見た目の豪華さよりも新郎新婦のイメージが伝わりやすいこと・食べて美味しいことなど現実面が重視されていると言えますね。

ケーキのデザインとしても“白”押しだった昔に比べるとチョコレートケーキにしたり、結婚式や婚礼衣装のテーマカラーと統一したりとカラフルなものが使われるようになっています。エイティブルフラワーで飾り付けられたウェディングケーキも話題になりましたね。取り分けやすいように平型のケーキも使われていますし、アメリカのように二人の共通の趣味を模したもの・メッセージなどをデザインしたりと…スポンジケーキタイプの一般的な“ウェディングケーキ”でも様々なものが使われています。

和風デザインのケーキも登場

ウェディングケーキというと新郎新婦が洋装スタイルで登場する結婚披露宴で使われる印象があるもの。しかし近年は和装でもケーキを出したい・ケーキ入刀の演出を行えるよう、和装スタイルの結婚式に合うようなウェディングケーキも製造されています。抹茶やチョコレート・金粉などを使って表面の色合いを和風っぽくしたものから、いちごを使って鯛やダルマを描いたものなどもありますよ。雅な雰囲気が出るものから、クスッと笑ってしまうチャーミングなものまで和風ウェディングケーキも様々。和装婚だけではなく、あえてドレスで和風デザインのウェディングケーキを用意しても盛り上がるのではないでしょうか。

ケーキ以外のウェディングスイーツも

〇〇タワー系

ケーキではない物を積み上げるようにしてウェディングケーキの代替品として使う方法もポピュラーとなっています。代替品と表現してしまうと怒られそうですが、フランスの結婚式の定番とされるシュークリームを積み上げたクロカンブッシュが代表格ですね。シューではなくマカロンを使用したマカロンタワーや、スタンドを使ってカップケーキをタワー状に積み重ねたカップケーキタワードーナッツを積み上げたドーナッツタワーなどもあります。

日持ちのする焼き菓子を使ったタイプは当日食べきれなかった場合でも、袋を用意しておけばお持ち帰り頂けるというのもメリットですね。また小さめのお菓子をパーツとして利用することで、味や色のバリェーションを用意でき、ゲストの方々に好きなものを選んで頂けるというのも高評価。カップケーキやドーナツをスタンドを使ってタワーにする場合は、最上段に小さめのケーキを置いておくとケーキ入刀の演出もできます。

ビュッフェ(バイキング)形式

ゲストの方がもっと好きなものを選べるように、甘いものが苦手な方でも楽しんで頂けるように…と考案されたのがビュッフェ形式。カップケーキタワーなどもビュッフェスタイルと言えなくはないですが、もっと本格的なケーキバイキングだったり、フルーツバイキングだったりのコーナーを設置した披露宴もあります。甘いものが苦手な方でも楽しめるようにとスイーツ系・お食事系のパイを取り揃えたパイバイキングなどもあるようです。

見た目の可愛らしさや写真映えの良さとしては、アメリカ発祥のボードにドーナッツを飾り付けるように引っ掛けたドーナツウォールや、結婚式のイメージに合わせたケーキポップスをスタンドに立てておくなどの方法もあります。コロンと丸形のケーキポップスが沢山あるとそれだけで可愛らしいですし、スティックを持ってパクパク食べられるので小さいお子さんが多い時にも適しています。お子さんが沢山来るのが分かっているときには焼き菓子系やケーキポップスの方が良いかもしれませんね。

参考サイト:WEDDING CAKE HISTORYWhy is Cake Cutting So Important?49 Alternatives to the Classic Wedding Cake

幼い頃は甘いものが大好きだったワタクシ。親戚のお姉さんの結婚式でウェディングケーキを見て、あんなにいっぱいあるなら好きなだけ食べられるのではとワクワクしていたら「あれは食べられないのよ」と母の一言。当時のセレモニーはあまり覚えていませんが、それだけは覚えているくらいに衝撃でした(苦笑)その年代が結婚式をするようになったから、食べられるケーキや別のスイーツを使うほうが人気になってるんじゃないかと邪推します。

我が友人たちは内輪のパーティーだったり、婚姻届を出すだけというシンプルプランが多い。何年も昔ながらの披露宴をするタイプの結婚式というものには参加していません^^; 最近目にしたウェディングケーキは大体が平らなタイプ、もしくはタワー型のスタンドを使ったスイーツバイキング形式だったように思います。バイキング型だと好きなものを取れて参加する側としては嬉しいですよね。写真を拝見するとマカロンタワーとかケーキポップスもかわいいですけど。