【30秒でわかる】ブラックフライデーとは?サイバーマンデーとの違いも

【30秒でわかる】ブラックフライデーとは
ブラックフライデー(Black Friday)は11月の第4水曜日の翌日。
アメリカが発祥で、大々的なセールが行われる日です。国家や宗教が主導する祝祭日ではなく、商業的に行われているセールの呼び名。
11月の第4水曜日は、アメリカで祝日“感謝祭”があり、プレゼントを贈る習慣もあります。その翌日になると、感謝祭向けアイテムを売り切るためにセールが行われるようになったのが発端。クリスマスショッピングシーズン、日本で言う年末商戦の開始とも重なるので、年間トップ規模の“セール”になっています。
ちなみに、感謝祭がない日本では、感謝最後の在庫セールは起こりえません。
ですが、売上増加のために小売店がブラックフライデーと銘打ってセールを行っています。日本ではセールをする名目、丁度よいイベントとして取り入れたようなものですから、セール開催日は本来のブラックフライデーとずれることもあります。週末とかにやってたりしますね。
ブラックフライデーの豆知識
ブラックフライデーのブラック(Black)の由来
英語であまり良い意味で使われないブラック(Black)。
ブラックフライデーという呼び名の由来も、フィラデルフィアの警察が「人と車が大混雑する」ことからそう呼び始めたというのが通説になっています。お仕事、大変だったのでしょうね。
あまり良い意味ではないので “Big Friday(ビックフライデー)”に改名しよう、と働きけがあった時期もありました。しかし定着せず、そのうち「小売業者が黒字になる」日という説も登場し、反発はなくなったようです。
ちなみに、日本語の赤字・黒字という表現。
とても日本語っぽいものの、元々は西洋式の簿記でマイナスを赤インク・プラスを黒インクで記録していたことが始まりです。なので、アメリカでも黒字(in the black)という表現は使われています。
感謝祭/Thanksgiving Day
感謝祭もしくはサンクスビキニングデー(Thanksgiving Day)は、11月の第4木曜日に祝われるアメリカ合衆国の祝日。呼び名の通り、日々の恵みに感謝したり、収穫をお祝いする日。家族や親戚が集まることも多く、サンクスギビングディナー(Thanksgiving dinner)と呼ばれる、七面鳥などを使った特別な食事も食べられています。
感謝祭はカナダなどにもありますが、開催日はアメリカと違います。
サイバーマンデー/サイバーウィーク
ブラックフライデーの直後の月曜日は、“サイバーマンデー”としてネットショップを中心としたセールが開催されています。AmazonがCMを放映していたりしますね。
アメリカでブラックフラーデー(感謝祭の翌日)は、祝日ではないものの、慣例的にお休みになることが多いそうです。しかし、近年ではシフトも多様化していて休めなかったり、休みでもは行かない、という人が増加。そんな人達がオンラインショッピングをすることに目をつけ、ショップ側もセールを開催するようになりました。
サイバーマンデーのセールは感謝祭の次の月曜日からスタートして、数日間続くこともあります。また、マンデー(月曜日)ではなく、ブラックフライデーあるいは感謝祭当日から実施されていることもあります。こうしたセールの長期化から、ブラックフライデーとサイバーマンデーを含む一週間、もしくはセール期間を“サイバーウィーク”と呼ぶことも増えています。
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